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開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山

観光2017年11月29日

  • 開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山
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2015年、開創1200年目を迎えた天空の宗教都市、高野山。

標高1000m級の峰々に包まれ、蓮のような地形をしているこの場所は、弘仁7年(816)に空海により開かれた祈りの聖地です。

開創から1200年の時を経た今も、人々の心を癒し、信仰を集め続けています。

 

2015年で開創1200年

唐(中国)で密教を学び、日本に広めたいと帰国した弘法大師・空海。

弘仁7年(816)に嵯峨天皇に高野山の下賜を願い出て、真言密教の根本道場を開くことを許されました。

2015年に1200年の節目の年を迎えたことから、同年4月2日から5月21日まで、50日間の“開創1200年記念大法会”が執り行われました。

 

総本山と2つの聖地

高野山でまず訪れたいのが、総本山「金剛峯寺」と2大聖地である「壇上伽藍」、「奥之院」。

金剛峯寺は、全国に末寺を持つ高野山真言宗の総本山です。

壇上伽藍は、高野山で最初に開かれた真言密教の根本道場です。

奥之院は、弘法大師の御廟を祭る聖地で、宗派や国籍を越えて、世界中から多くの人がお参りに訪れています。

 

世界遺産に登録

2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、熊野三山、吉野大峰とともに、世界文化遺産に登録された高野山。

麓にある丹生都比売神社のほか、金剛峯寺や壇上伽藍、奥之院、大門、そして麓と山上を結ぶ高野山町石道などが登録されています。

 

宿坊に泊まり非日常体験

高野山内には52の宿坊があり、一般の観光客も宿泊することができます。

朝夕の食事には精進料理をいただき、朝は早起きして勤行に参加可能です。

写経や瞑想など、修行体験ができる宿坊もあります。

高野山ならではの特別な時間が過ごせる宿坊を是非体験してみてください。

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終)

観光2017年11月21日

  • 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終)
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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終)

今回は弊法人の高野山・九度山ツアーにおきまして、2日目の九度山についてご紹介したいと思います。
それでは、あらためて、2日目の旅程表をご覧ください。

▼2日目
世界遺産巡り・九度山探訪・真田ミュージアム (宿坊宿泊。昼食は真田そば)
【食事:朝・昼食】

宿坊
(修行体験・朝食)

世界遺産 金剛峯寺

世界遺産 壇上伽藍

九度山探訪
昼食
(幸村庵)

16~17時頃
関西国際空港またはJR和歌山駅までお送りいたします。

以上のようなスケジュールとなっております。
ご覧の通り、最後に観光する場所が、大河ドラマ『真田丸』で大ブレイクしました真田家ゆかりの地、九度山です。
今回は、主なスポット及び昼食を召し上がっていただく場所をご紹介いたします。


先ずは
 
九度山・真田ミュージアム (くどやま・さなだみゅーじあむ)
真田昌幸、信繁(幸村)、大助の真田家三代の軌跡や九度山で過ごした14年間の様子を中心に、パネル展示やドラマ仕立ての映像で紹介します。
大河ドラマ放映期間中は、出演者のパネルやドラマで着用した衣装、小道具などが見られる大河ドラマ展も開催されました。

続きまして
 
真田庵(善名称院) (さなだあんぜんみょうしょういん)
真田家三代が住んでいた屋敷跡に建てられた高野山真言宗の寺で、本尊は延命子安地蔵菩薩です。
武家屋敷風の長屋門には、真田の家紋である六文銭が刻まれており、昔をしのばせます。
信繁(幸村)の父・昌幸は、この地で亡くなっていて、境内には墓もあります。

●幸村伝説…雷封じの井
 分厚い石のふたでしっかり閉じられた井戸。
 真田信繁が屋敷に落ちた雷をこの井戸に封じて、村人を救ったと伝えられています。
 境内にありますので、自由に見学できます。

また、近くには同じく幸村伝説として、地元では「真田の抜け穴」と呼ばれている真田古墳(さなだこふん)も有名です。
この穴が大阪城まで続いており、信繁(幸村)はここから戦場に出向いたと伝えられていました。
発掘調査の結果、古墳時代後期の古墳と判明。
幸村ゆかりの地にあるという意味で真田古墳と名付けられました。

そして、昼食はコチラで!

そば処 幸村庵 (そばどころ ゆきむらあん)
真田庵の隣にある紀州九度山真田そばのお店で、メニューには幸村御膳、大助御膳などが並びます。
信繁(幸村)が生まれた上田市で修業したという店主が打つそばは、のど越しの良い本格派です。
古民家を改装した風情ある建物の壁には、六文銭が刻まれています。
※写真:幸村御膳…2,100円/ざるそばに天ぷら盛り合わせ、柿の葉ずし、蕎麦豆腐にデザート、コーヒーなどが付きます。


以上となります。

複数回に分けて、高野山・九度山ツアーについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでのブログを見て、このツアーにご興味をお持ちになられた方、是非弊社のツアーにご参加下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております!


▼お問い合わせはコチラまで
フリーダイヤル 0120-533-810 (平日9時~17時まで)

●このブログでは、今後も高野山の魅力をお伝えしていきますので、引き続きよろしくお願いします!

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-2~

観光2017年11月21日

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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-2~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-2~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-2~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-2~

前回続き、弊法人の高野山・九度山ツアーにおきまして、宿泊時の模様をシュミレーション形式でお届けします。

2日目

朝勤行の始まる10分前、6:20頃に本堂へ到着します。
参加者は座禅や正座をするイメージをされるかと思いますが、椅子に座ります。
お一人ずつお焼香を行い、最後は参加者全員で般若心経を唱えます。
お勤めを終えた後は頭がスッキリし、心身が清められていきます。
日帰りで来られる方には味わえない高野山のもう一つの顔です。
※朝勤行は強制的ではありませんが、宿泊者でしか体験できません。

朝勤行を終え部屋に戻ると、すでに朝食が用意されています。
心身が清められた体に、素朴な味わいが染み込み、更に心が癒されます。

食後は、最後の仕上げとして、真言宗の瞑想法である『阿字観』を体験。
ロウソクが灯るお部屋で、目を半分程閉じ、呼吸を整え、宇宙・自然と一体になることをイメージします。
リラックスして受けてみて下さいね。
※座り方はあぐらでもOKです。

阿字観後、チェックアウトまでの時間は、宿坊内の『美』を拝見したり、資料を見たり、思い思いの時間をお過ごし頂きます。
そして、チェックアウト後は、世界遺産・金剛峯寺、壇上伽藍、九度山探訪へ。

というような流れで、ご案内いたします!

いかがでしたか?
宿坊は朝勤行、写経、阿字観、精進料理を“体験”し、仏様の教えに少しでも親しむ事ができる唯一の場所。
いわば、修行の入門編なのです。
参加者の皆さまは、今回の旅を通し、高野山は観光だけでなく、宿坊に泊まる事により、実際に修行できる場所であるという発見があったと思います。

尚、高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編~は、今回で最終回です。

次回は、九度山編をお送りいたします。

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-1~

観光2017年11月21日

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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-1~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-1~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-1~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編③-1~

今回は弊法人の高野山・九度山ツアーにおきまして、宿泊時の模様をシュミレーション形式でお届けしたいと思います。

先ずは初日からです!

和歌山市から約2時間かけて高野山へ到着。
高野山での宿泊は、旅館やホテルではなく、宿坊です。
今回のブログでは、人気どころの『一条院』さんをご紹介したいと思います。
数多くある宿坊の中でも、とても和やかな宿坊であります。
宿坊という建物の構造上、完全バリアフリーではありませんが、弊社のトラベルヘルパーは勿論、宿坊の方々もお力添えして頂けますので、車イスの方もどうぞご安心下さい。

15:00頃、チェックインです。
※15:00~17:00迄

山門をくぐり、寺院に入る前に、お清めということで、両手にまぶされた少量の粉(塗香)を擦り込み、香りを嗅ぐことによって心身を清めます。
そして、係りの方に案内され宿坊内へ。
非情に静かだなというのが第一印象。
鳥のさえずりが綺麗に響き渡っています。
お部屋まで移動する間、長い廊下を歩くのですが、途中には立派なお庭が2ヶ所。
一方のお庭には池があり、錦鯉が優雅に泳いでいます。

いよいよお部屋へ。

今回ご紹介するお部屋は、8畳+4畳の竹の間となります。
とても綺麗なお部屋です。
但し、こちらのお部屋はトイレ無しの為、廊下にあるトイレ(※一部手すり有り)を利用して頂くことになります。
喫煙はOKです。
トイレ有りのお部屋もありますが、禁煙ですので、お部屋で喫煙されたい方はトイレ無しのお部屋をお選び下さい。
(宿坊には喫煙所もあり)

お部屋に荷物を置いた後は、温かいお茶と和菓子を頂きながら暫しの休憩。
その後は周辺の散策や宿坊での写経など、ご自由にお過ごしください。

注)写経などは別途お申し込みとなります
●写経…お一人様1000円(お部屋にてお好きな時間に)
●阿字観(座禅瞑想)…お一人様1000円(本堂にて翌朝8:15~1時間)
普段は体験出来ないことですので、是非体験されてみてはいかがでしょうか。

夕食は精進懐石料理をお部屋で頂きます。
※時間は17:30又は18:00~(お客様が選択)

精進料理というと簡素なお食事だと思い浮かべがちですが、決してそんなことはありません。
お肉や魚は使いませんが、季節を感じる色とりどりのお料理でボリュームもたっぷりです!
お腹一杯になられることでしょう。

お食事が済めば、お部屋に2人の僧侶が来られ、手際よくお布団を敷いてくださいます。
就寝時間は自由ですが、翌朝6:30から朝勤行に参加される方に合わせたタイムスケジュールとなっています。
食事の前に入浴し、食後から就寝までの間に写経をされるのもオススメです。
※入浴は16:00~22:00まで。

宿坊のお庭は夜間ライトアップされますので、お風呂上がりに涼みながら眺めるのも高野山ならではの楽しみ方のひとつかと思います。
尚、宿坊の門限は21時、又、お部屋のテレビ観賞は原則23時までとなっていますので、ご注意下さい。

このような感じで、初日は終えます。

次回は2日目の模様をご案内いたします!

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~

観光2017年11月17日

  • 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~
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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-3~

最後は、壇上伽藍 (だんじょうがらん)です。
 
ここも見逃せません!

 ●御影堂 (みえどう)
 弘法大師御影堂を安置していて、高野山の中でも重要な聖域とされています。
 近年では旧暦3月21日に行われる「旧正御影供」の前夜にのみ、外陣への一般参拝が許されています。

 ●不動堂 (ふどうどう)
 一心院谷から移築されたものです。
 お堂四隅の形がすべて違うのは、四人の工匠が随意に造ったからという説もあります。
  本尊の不動明王と運慶作の八大童子は、高野山霊宝館に収められています。

東堂 (とうとう)
 大治2 (1127)年に白河院の発願によって建立されたが、天保14(1843)年に焼失しました。
 長らく再建されることはありませんでしたが、昭和59年(1984)年、140年ぶりに再建されました。

西堂 (さいとう)
 根本大塔と二基一対で密教世界を躯体的に表現しています。
 本尊には金剛界大日如来、周囲には胎蔵界四仏を安置。
 現在の搭は天保5(1834)年に再建された擬宝珠高欄付多宝搭です。


以上で高野山編②と題しました世界遺産についてのご紹介は終わりとなります。
次回は、高野山編③です。
宿坊についてご案内させて頂きます!

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-2~

観光2017年11月17日

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続いて、金剛峯寺 (こんごうぶじ)です。

主殿内も見どころがたくさんあります!

 ●大広間 (おおひろま)
 涅槃会や花祭りなどの法会が行われる重要な部屋です。
 斉藤等室筆の群鶴と松が描かれています。

 ●台所 (だいどころ)
 江戸時代以降僧侶たちの食事を作っていた場所で、まだまだ現役です。
 今でも行事ごとの炊き出し用に大きなかまどが使われています。

 ●柳の間 (やなぎのま)
 山本探斉により柳鷺図が描かれていることから、柳の間と呼ばれています。
 豊臣秀吉の甥にあたる秀次が28歳の若さで自害したことから秀次自刃の間ともいわれています。

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編②-1~

観光2017年11月17日

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前回の続編としまして、同世界遺産の「ここも見逃せない!」という見どころをご紹介していきたいと思います。

まずは、奥之院 (おくのいん)から。

参道に並ぶ墓碑に注目です!あの歴史上の人物も!

 ●織田信長墓所 (おだのぶながぼしょ)
 戦国時代の覇者である織田信長の墓碑は意外に小さいです。
 そばに寄り添うに筒井順慶の墓所もあります。

 ●豊臣家墓所 (とよとみけぼしょ)
 金剛峯寺とはゆかりがある豊臣家。
 金剛峯寺の前身となった青巌寺は、豊臣秀吉が母を供養するために建てたとされています。

 ●上杉謙信墓所 (うえすぎけんしんぼしょ)
 江戸時代初期建立とされた上杉謙信・景勝の霊廟で重文です。
 謙信の名は高野山を訪れたときに与えられた法名といわれています。

 ●石田三成墓所 (いしだみつなりぼしょ)
 豊臣家の家臣として知られる石田三成の墓は、苔むした岩が高く積み上がった五輪搭と呼ばれる墓碑です。

 ●崇源院供養塔 (すうげんいんくようとう)
 徳川幕府2代将軍秀忠の正室(江姫)の供養塔は高さ6mの堂々としたもの。
 三男の駿府城主徳川忠長の建立です。

 など。

 他にも、福助、アジア航測グループ、東洋ゴム工業、ヤクルト、シャープ、紀陽銀行、千代田生命、三光汽船、日産自動車、小松製作所、UCC上島珈琲、キリンビール、南海電気鉄道など、全国的に知られる大手企業も企業の慰霊塔、供養塔を建てています。

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編①~

観光2017年11月10日

  • 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編①~
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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編①~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編①~ 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~高野山編①~

皆さまこんにちは。
このたび、新たに「観光」というカテゴリを設けましたので、これから、弊法人の介助付きツアーをより詳しくご紹介させて頂きたいと思っております。
さて、第1回目は、トップページに掲載しております高野山・九度山ツアーです。
数あるツアーの中でもイチオシですので、是非ご参加いただけましたら嬉しい限りです。

先ずは高野山にスポットを当てたいと思います。
それでは、下記の旅程表をご覧ください。

1日目
世界遺産巡り・修行体験 (宿坊宿泊。夕食は精進料理)
【食事:昼・夕食】

午前8~10時頃
関西国際空港またはJR和歌山駅にお迎えにあがります。

高野山到着
昼食
(中の橋)

世界遺産 奥之院

宿坊
(夕食・宿泊)

2日目
世界遺産巡り・九度山探訪・真田ミュージアム (宿坊宿泊。昼食は真田そば)
【食事:朝・昼食】

宿坊
(修行体験・朝食)

世界遺産 金剛峯寺

世界遺産 壇上伽藍

九度山探訪
昼食
(幸村庵)

16~17時頃
関西国際空港またはJR和歌山駅までお送りいたします。

以上のようなスケジュールとなっております。
赤文字になっていますところは高野山の必見3大スポットで、すべて世界遺産です。
今回は、その3大スポットの主な見どころをご紹介いたします。



奥之院 (おくのいん)
弘法大師は今もなお、救いの手を差し伸べていると信じられ、御廟がある奥之院は弘法大師信仰の最大の聖地となっています。
一の橋から御廟へ続く約2kmの参道には20万基を超える墓碑や供養塔、慰霊碑が並び、人々の信心や願いなどがこめられた地は神秘的な雰囲気が漂います。
歴史上の人物の墓碑も多いので注目です。

一の橋 (いちのはし)…正式な参拝はこちらからとなります。
 奥之院の入り口となる橋で、大渡橋または大橋とも言われています。
 参拝する方をここまで弘法大師が送り迎えすると伝わり、一礼してから渡ります。

奥之院参道 (おくのいんさんどう)…参道沿いには墓碑以外にも、お地蔵さまや弘法大師が休憩したという腰かけ石、句碑や文学碑などもあります。

中の橋 (なかのはし)…一の橋と御廟橋の中間点にあることから、中の橋と呼ばれています。
 正式名称は「手水橋」といい、平安時代にはこの川で身を清めていました。
 橋の下を流れる川は金の河といい、金は死の隠語とされ、三途の川を表しています。

汗かき地蔵尊 (あせかきじぞうそん)…中の橋を渡ってすぐの場所にある地蔵堂に祀られています。
 人々の苦しみを身代わりとなって一身に受けているので、いつも汗をかいているといいます。

水向地蔵 (みずむけじぞう)…玉川を背にして、地蔵菩薩や不動明王、観音菩薩の金仏が並んでいます。
 水向塔婆を納め、水を手向けてお参りすると先祖の供養になるとされています。

御廟橋 (ごびょうばし)…この橋の奥は御廟のある聖地の中の聖地です。
 服装をただして礼拝してから渡ります。
 36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚とし、全剛界37尊を表しているとされています。
 尚、写真撮影は禁止です。

燈籠堂 (とうろうどう)…真然上人が創建し、藤原道長により治安3(1023)年に現在の規模になりました。
 2万基以上の献燈が優しい光を放つ堂内で、厳かに祈りを捧げてください。
 1000年以上燃え続けているという「消えずの火」である白河上皇が献じた白河燈、貧しい女性が自らの黒髪を切って献じた貧女の一燈などもあります。



金剛峯寺 (こんごうぶじ)
弘法大師が『金剛金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』という経典から命名しました。
山内117の寺院の中心で、住職である座主が高野山真言宗管長を務め、高野山真言宗全体の宗務も行います。
4万8295坪もの広大な境内には、主殿を中心に別殿、新別殿などが建ち並んでいます。
新別殿で随時開催されている僧侶による法話や、阿字観道場での瞑想体験などにも参加可能です。

正門 (せいもん)…昔は天皇、皇族、そして、高野山の住職しか出入りを許されませんでした。
 今でも、僧侶たちは正門の右手にある小さなくぐり戸を使用しております。

主殿 (しゅでん)…文久3(1863)年に再建された東西54m、南北63mにも及ぶ山内最大規模の建物です。
 内部も公開されていて、順路に沿って見学できます。
 また、大広間では、法要も行われます。

蟠龍庭 (ばんりゅうてい)…雲海の中で雌雄の龍が向かい合い、奥殿を守る姿が表現されています。
 龍を表す石は弘法大師のふるさとである四国の花崗岩が、雲海を表す砂は京都の白川砂が使われています。



壇上伽藍 (だんじょうがらん)
真言密教を広めるための根本道場です。
高野山開創の際には弘法大師みずから足を運び、堂塔の建立に心血を注いだといいます。
日本初の密教伽藍で、高野山独特の諸堂の配置は曼荼羅の世界を表しているといわれています。
壇上伽藍の境内には自由に入ることができ、根本大塔や金堂は中に入って拝観することが可能です。
その他の建物は外観のみの拝観となります。

根本大塔 (こんぽんだいとう)…弘法大師と真然大徳の2代を費やして弘仁7(816)年から仁和3(877)年ごろに完成したと伝わっています。
 本尊の胎蔵界大日如来の周りを金剛界四仏が取り囲み、16本の柱には堂本印象による十六大菩薩が描かれ、堂内が曼荼羅そのものの構成になっています。

中門 (ちゅうもん)…天保14(1843)年の火災で焼失した中門が、開設1200年の節目に172年ぶりに再建されました。
 焼失を免れた持国天と多門天に、新造の広目天と増長天が加わり、四天王揃い踏みとなりました。

金堂 (こんどう)…開設当時は講堂と呼ばれ、平安時代半ばからは高野山の総本山となりました。
 建物は七度も再建されていて、現在の建物は昭和7(1932)年に完成しました。
 本尊の薬師如来像は高村光雲作で秘仏です。

御社 (みやしろ)…一宮は丹生明神、二宮に高野明神、三宮は総社として十二王子・百二十伴神が祀られています。
 現在の社殿は文禄3(1594)年に再建され、重要文化財に指定されています。



今回のブログは以上となります。
最後までお読みになって下さり、ありがとうございました。
次回も引き続き、高野山編です。