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京都・嵐山 紅葉散策ツアー

旅日記2018年11月22日

  • 京都・嵐山 紅葉散策ツアー
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京都・嵐山 紅葉散策ツアー 京都・嵐山 紅葉散策ツアー 京都・嵐山 紅葉散策ツアー 京都・嵐山 紅葉散策ツアー

皆さまこんにちは!

11月20日、京都は嵐山の紅葉散策ツアーに行ってまいりました。

このツアーは弊社にとりましても毎年恒例となっていますが、今年は例年以上の観光客で賑わっていた感じがしますね。

この日の参加者は、親子2名様。

11月9日のブログでご報告したセミナーに参加して頂いたお客様です。

大変久しぶりの旅行ということで、旅行が決定してから、当日を非常に楽しみにしていただいておりました。

待ちに待った当日。

お天気が心配されましたが、この日は快晴!

いざ、京都へ出発です。

和歌山市内からですと片道約2時間で到着。

午前中に出発すればお昼を迎えるまでの間に周辺を散策する時間は充分あります。

先ず、渡月橋の北側、嵯峨野に広がる竹林を催行しました。

数万本の竹が生い茂る一帯には、竹林を縫うように小径が張り巡らされており、平安時代の趣を肌で感じることができます

また、夏場はゆれる竹たちにより、涼を感じられます。

観光用の人力車に乗って竹林の散策コースを巡るのもおすすめです。

人力車をひっぱる車夫たちはこのエリアの観光エキスパートでもあるので、周辺寺院の歴史的背景や、ガイドブックには載っていないような京都の観光情報を詳しく教えてくれますよ。

人力車に乗りながらの記念撮影もOKです。

さて、竹林を散策すればお腹も減りますよね。

時計を見れば、そろそろランチタイムです。

周辺には飲食店が沢山ありますので、お客様がお好みの店に入ります。

親子水入らずでお昼ご飯を食べた後は、ゆっくりお買い物をお楽しみ頂き、その後、天龍寺の紅葉を楽しむお母様、お疲れになられた息子様は車に戻り、車内で京都のスイーツを堪能される等、それぞれ自由な時間を過ごしていただきました。

そして、夕方までに嵐山を出発。

渋滞もなく、スムーズに和歌山へ到着です。

京都・嵐山は、距離的にも本当にオススメのツアーだと思います。

紅葉の次は、桜です!

どうぞご期待ください。

 

P.S

後日、参加されたお客様から素敵な絵手紙を頂戴いたしました。

お楽しみいただけたようで、何よりです!

このようなお手紙は本当にうれしいですし、励みになります。

どうもありがとうございました!

またのご参加、スタッフ一同心よりお待ちしております。

奈良旅行

旅日記2018年11月19日

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奈良旅行 奈良旅行 奈良旅行 奈良旅行

皆さまこんにちは!

11月15日から1泊2日で、大阪の障がい者施設様の団体旅行を企画、そして、弊社スタッフ+ボランティアの方と同行してまいりました。

弊社では、普段、少人数の旅行をメインで企画・催行しておりますが、この日は総勢120名以上のお客様でしたので、弊社チャーターの大型観光バスに加えて、施設のマイクロバス3台の計4台で出発です。

行き先は、奈良。

大阪を出発し、途中、2回のトイレ休憩を挟み、針の大型サービスエリアにて、昼食とお買い物をたっぷりお楽しみ頂き、ホテルへ移動しました。

宿泊先ホテルである『大和高原ボスコヴィラ』様には貸し切り対応して頂き、広いお風呂と豪華な夕食を堪能!

また、夕食後には、奈良のボランティア団体様から男性4人組のコーラスグループ『ガマード』さんを招待して、弊社と一緒に企画していたミニコンサートを行ってもらいました。

アコースティックギターとハーモニカで、ハーモニーを奏でてくれた他、お客様方からのリクエスト曲を含めたセットリストで、大変盛り上がりました!

やはり、みんながひとつになって歌を唄うというのは、本当に良いことですね。

アンコールもあり、最後はそのハーモニーに感動して涙されてたお客様もいました。

その後はお客様方のみでカラオケ大会!

これもまた盛り上がってましたね~

そして、初日はこれでお開き。

 

翌日は楽しい朝食から始まり、向かう先は、大阪・南部にある『ワールド牧場』さんです!

現地では障がい者の業務に携わっているボランティアの方2名と合流。

楽しい思い出作りにご協力頂きました。

ワールド牧場さんは、人と自然と動物たちとの心のふれあいをコンセプトとして、1989年4月22日にオープン。

オープン以来、メインは常に動物とのふれあいです。

2013年には25周年を記念してリニューアルオープン。

体験乗馬やポニーやヤギとのお散歩・生みたてタマゴ拾い・牛の乳しぼり・小動物とのふれあい・犬&猫とのふれあいなど様々な動物とふれあえます。

鳥類は、ダチョウやエミュー、フラミンゴ、アヒル、アイガモなどがおり、他にもタヌキ、イノシシなど140種類1,500頭羽もの動物たちが暮らしています。

いろんな動物へのエサやりは特に楽しいですよ!

また、世界最大種のウサギ、世界最大種のネズミがいます。

従来からいる世界最大級の馬のペルシュロンの大きさにはビックリされると思います!

本当に大きくて迫力がありますが、とても温厚で大人しく、人馴れしていて可愛らしいですよ。

お食事は牧場特製のバーベキューをはじめ、ビーフカレー、ハンバーガー、ホットドッグや、牧場ならではの乳脂肪が豊富なおいしいソフトクリームも販売しております。

お土産にはワールド牧場オリジナルソーセージやオリジナルクッキー、オリジナルミルクキャラメルなどがお勧めです。

更にログハウスやコテージで宿泊ができるのをご存知でしたでしょうか?

またペットと一緒に泊まれる夜景のきれいなコテージも大人気です!

このような牧場ですから、楽しいのは当然ですよね!

皆さまの楽しそうな笑顔が大変印象に残りました。

旅行の全行程は、これにて終了で、あとはゆっくりとバスで帰ります。

最後に全員で記念撮影をし、無事、施設にお帰りになられました。

弊社としても大変勉強になった有意義な2日間だったと思います。

ありがとうございました!

第2回「みんなの健康フェア」

お知らせ2018年11月9日

  • 第2回「みんなの健康フェア」
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第2回「みんなの健康フェア」 第2回「みんなの健康フェア」 第2回「みんなの健康フェア」 第2回「みんなの健康フェア」

10月28日(日)、和歌山市内のフォルテワジマにて開催された、リビけんプレゼンツ・第2回「みんなの健康フェア」にブース参加してきました!

専門家によるセミナーや健康にまつわる情報を詰め込んだ様々なブースが楽しめる体験型のイベントです。

抽選で豪華景品が当たるスタンプラリーも開催しており、幅広い年齢層の方が多数ご来場されていましたね。

弊社は、車いす利用の高齢者や介護が必要な人に配慮した、ヘルパー付きオーダーメード旅行につきまして、ブースに来られましたお客様に個別でご説明させていただきました。

実際に対面でお話すると表情などもわかりますし、より具体的な相談も出来ますので非常に良かったと思います。

相談に来られたお客様が、皆さん笑顔で帰られて行ったのが大変印象的でした。

また、事前にご予約を承っていたお客様(定員30名)優先で、弊社代表の宮井が『あきらめていた“旅の夢”のお手伝い 要望・目的に合わせてプランニング 』というテーマで無料セミナーも開催。

同セミナーでは、高齢で体力に自信がない方、杖や車いすが必要な方、そして、そのご家族様を対象にしました、ヘルパーが同行する介助付き旅行「スローリズム」について、実際のプランを交えながら1時間にわたり説明させていただきました。

沢山のお客様にご参加頂きまして、感謝いたします。

その後、様々な反響があり、実際にオーダーメイド旅行をプランニングさせていだき、催行が決定しましたお客様も複数いらっしゃいます。

楽しみにしていてくださいね!

今回のフェア及びセミナーにお越しになれなかった方、様々な理由で旅行をあきらめている方、沢山いらっしゃると思います。

どんなことでも構いませんので、一度弊社までお問い合わせください。

行きたいときに、行きたいところへ“旅の夢”をかなえましょう!

西国三十三か所巡り

旅日記2018年10月10日

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西国三十三か所巡り 西国三十三か所巡り 西国三十三か所巡り 西国三十三か所巡り

みなさま、こんにちは!

最近は朝晩とても涼しくなり風邪などもひきやすくなっているのでみなさま充分にお気をつけくださいね。

さて今回は先日行って参りましたオーダーメイド旅行【西国三十三か所巡り】の日帰りツアーについてお届けします。

事前にお話を伺ったところ、お客様は最近足腰が悪くなり西国三十三か所巡りバスツアーなどに参加できなくなり
順番は違うけど残り28番所、29番所の二つで制覇できるのに・・・とのことでした。

そこでたまたま新聞を見ていると、ヘルパー付き旅行の存在を知っていただき今回のオーダーをいただきました。

細かい打ち合わせや要望などをお聞きして次の日午前中に出発しました。

和歌山から出発し、休憩をはさみ車内ではヘルパーとの話もはずみあっという間に3時間半で最初の28番所へ到着。

びっくりするくらい急な坂道になっており車で上るのも少しためらいました(笑)
ヘルパーのサポートもあったのでご自身の足で参拝・御朱印していただきました。
ご自身で行けたというのが大変喜んでいただきこちらもサポートできてよかったと心底思いました。

ご自宅で待たれていたご主人様にも電話で状況を説明・報告をさせてもらったところ、歩いて参拝できたのが
すごいとの言葉も頂き、ますますうれしい気持ちになりました。

そして一息ついたところでお昼になっていたので琵琶湖が一望できる近くのレストランへ。

お客様はマグロが食べたいとのことで鉄火丼セットを頼まれたので私たちも同じものを頼みました。
とてもボリュームがあったので全員で笑いながら「食べれるかなぁ」など世間話もしながら次の29番所への期待をしてました。

お客様はとても気さくな方で私たちもすごく笑顔にさせていただきました。

そして片道50分弱でついに念願の最後の29番所へ。

少し歩き疲れたのか最後の御朱印は押してきてほしいとのことだったので私が代わりに押させていただきました。

車内に戻って私もうれしくなり本・掛け軸をすぐに見ていただきました。すべて御朱印があるのを見て大変喜んでいただき
本当に頼んでよかったという言葉をもらいこちらもとてもうれしい気持ちになりました。

帰りにおみやげを買い、長時間の移動にお疲れになったのか車内ではぐっすりお休みになられてました。

お客様も大満足ともことでなによりです!


オーダーメイド旅行 ~富山~

旅日記2018年7月30日

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オーダーメイド旅行 ~富山~ オーダーメイド旅行 ~富山~ オーダーメイド旅行 ~富山~ オーダーメイド旅行 ~富山~

今回は、愛知県にお住まいのお客様で、お父様の49日法要があるとの事で、1泊2日で富山県に行って来ました。

和歌山を出発。愛知のご自宅に到着すると、お母様の体調が悪いとの事でしばらく体調が戻られるのを待ち、ご自宅を出発しました。

富山に向かう途中長良川S.A.で昼食、城端S.A.で休憩をとり、夕食場所の神通町 ・田村へ向かいました。

こちらのお店はお客様がお蕎麦を食べたいとの事でこちらのお店にお願いをしました。

このお店は蕎麦につなぎも打ち粉使わず、4種類ある蕎麦粉の中から好きな蕎麦が選べ本格十割蕎麦が楽しめます。お客様も好みの蕎麦、富山のお酒、天ぷらを楽しまれました。

夕食を終え本日の宿泊先ANAクラウンプラザホテル富山へ向かいました。

こちらのホテルはバリアフリーのお部屋もあり、車椅子の方でも安心。富山駅にも近く、富山城が目の前にあり、便利でとても魅力的なホテルでした。お客様も驚かれたご様子でした。

皆様チェックインを済ませ、お客様をお部屋まで案内し、本日は終了です。

朝7時朝食のため、お客様のお部屋にお迎えに行き朝食会場へ向かいます。朝食はホテルのバイキングです。

種類豊富なパン、和食、冷製温製料理、サラダ、デザート、約80品、そして飲み物があり、お客様も満足なご様子でした。

11時から法事が始まるとの事なので、部屋に戻り荷物の準備、着替えなどお手伝いをし、チェックアウトを済ませ、法要会場のあるご実家へ向かいました。

法要が終わり納骨を行う為お墓に移動。足場が悪い所もあり、お墓まで同行させていただきました。とても立派なお墓で、皆様が見守る中お骨がおさめられました。

次に会食会場へ。

2時間ほど、会食を楽しまれ富山を後にしました。

車内では、無事に49日法要を終えられ安堵されたご様子でした。

この旅では出来る限りお客様の不安を取り除きご家族での良い思い出の一つになればと、心がけて参りました。

お客様がたびたび不安なご様子で辛そうなお顔をされる事もありました。しかし、昔のお話しをして下さったり、笑顔でお話をしてくださる事もあり、とても嬉しく思います。

まだまだ足りない所もあるかとは思いますが、これからも精一杯努力し、お手伝いが出来たらと思います。

『長居植物園&ランチバイキング』ツアー

旅日記2018年6月21日

  • 『長居植物園&ランチバイキング』ツアー
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『長居植物園&ランチバイキング』ツアー 『長居植物園&ランチバイキング』ツアー 『長居植物園&ランチバイキング』ツアー 『長居植物園&ランチバイキング』ツアー

みなさまこんにちは!

今回は、先日行ってまいりました『長居植物園&ランチバイキング』ツアーをご報告いたします。


和歌山市から約1時間半かけて、大阪・心斎橋へ。


先ずは、ホテル日航大阪のレストランにて、ランチバイキングです。

この日は『タイフードフェア』ということで、タイの五つ星ホテル「オークラ プレステージバンコク」監修の本格的なタイ料理をランチタイム・ディナータイム共にブッフェ形式で楽しめる充実の内容となっていました。

タイの伝統衣装に身を包んだスタッフに迎えらえ、タイの伝統音楽が流れる店内でいただく本場のタイ料理を存分に味わっていただけたと思います。

1時間半後、お店を出られたお客様方は、普段なかなか口にする機会の無い料理の数々に、大変ご満足の様子で何よりでした。


お腹も満たされたところで、長居植物園へ向かいます。

園内の広さは24.2haあり、「緑に囲まれた都会のオアシス」というキャッチコピーですが、まさにその通りです。

自然史博物館と一体となった植物園として、昔から現代までの大阪に生息した植物の移り変わりを知ると共に大阪の自然について、いろいろな観点から学ぶことができます。


この日は『紫陽花ウィーク』ということで、ハナショウブとアジサイ展が開催されていました。

梅雨の時期に見頃を迎えるアジサイですので、雨でも、「アジサイ」を見に長居植物園に訪れるお客様は沢山いらっしゃいます。

園内にはアジサイだけではなく、約1,200種類の植物があり、ツバキ園、ボタン園、バラ園、ハナショウブ園、アジサイ園、ハーブ園など11園の専門園や、580㎡の大花壇など、季節に応じた花々を楽しめるレクリエーションの場ともなっています。

また、植物や野菜の苗も販売されていますので、家庭菜園をされている方は勿論、これをきっかけに、ご自宅にてプランターで育てるところから初めてみるのも良いのではないでしょうか。


さて、たっぷり満喫されたところで、散策は終了です。

帰りの道中も、車内ではお客様の会話は弾み、あっという間に到着しました。

弊社の企画ツアーは、基本的に2~6名様という少人数ですので、初対面のお客様同士が、すぐに仲良くなれるところが良いところだと思います。

意気投合され、お帰りの際にお互いの連絡先を交換されていることも珍しくありません。

一期一会という言葉もありますが、その出会いがキッカケとなり、今度は、そのお友達とご一緒にツアーにご参加いただけましたら、嬉しい限りです。

空海ってこんな人

観光2017年12月18日

この方なくして高野山は語れません!

 

今から1200年前、高野山の地に真言密教の根本道場を開いた弘法大師・空海。

讃岐国に生まれ、唐に渡って真言密教を日本にもたらした、その偉大な生涯をご紹介いたします。

 

誕生

宝亀5年(774) 讃岐国屏風浦に生まれる

宝亀5年(774)6月15日、現在の香川県善通寺市に誕生。

幼名は眞魚(まお)といい、土で仏像を作って拝む幼少期を送りました。

7歳の時に捨身ガ嶽(しゃしんがたけ)に登り、「大きくなったら世の中の困っている人々を救いたい、その力がないならば私の命を仏に供養します」と祈り、谷底めがけて飛び降りたところ、天女が現れて眞魚をしっかり受け止めたといいます。

眞魚は喜び、それから一層勉学に励みました。

 

15歳

延暦7年(788) 勉学に励む少年時代

この頃、母方の伯父である大学者、阿刀大足(あとのおおたり)に師弟して論語、孝経、史伝、文章などを学びました.

 

18歳

延暦10年(791)  大学明経科に入学

「毛詩」「尚書」「春秋左氏伝」などを学びます。

沙門から虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を授けられ、阿波や土佐で修行をしました。

 

24歳

延暦16年(797) 出家を宣言

仏道の修行を始めた眞魚は大学を去り.19歳のときに親戚の反対を押し切って和泉国(現在の大阪府)槙尾山寺で、剃髪します。

22歳で名を空海と改めました。

24歳のときに、反対する親族に対する出家宣言の書とされる「聾瞽指帰(ろうこしき)」三巻を著し、儒教と道教、仏教の優劣を論じました。

 

31歳

延暦23年(804) 唐への旅立ち

夢のお告げにより、大日経を学ぶため唐(中国)に渡る決意をします。

延暦23年(804)7月6日に留学僧として遣唐使の一行とともに出帆、暴風雨に遭いながらも8月10日に福州赤岸鎮(ふくしゅうせきがんちん)に漂着します。

上陸を拒まれるも、空海が書いた手紙が立派だったことに州の長官が驚き、一行は上陸を許されたといいます。

 

32歳

延暦24年(805) 真言密教の正統な継承者に

長安の都に入った空海は、青龍寺東塔院の恵果和尚の潅頂を受け、遍照金剛の法号を授かり、正統的な真言密教を継承しました。

 

33歳

大同元年(806) 真言密教の教法を授かり帰国

「早く日本に帰って真言のみ法(のり)を広めよ」との恵果和尚の遺言に従い、帰国の途につきました。

その際、明州(みんしゅう)の浜辺で「受け継いだ教法を広めるのに良い土地があれば、先に帰って示したまえ」と祈り、三鈷を空中に投げました。

これが後に、高野山の壇上伽藍の松の枝に架かっていたため、飛行三鈷杵と崇められるようになったといいます。

 

36歳

大同4年(809) 平安京に入る

大同元年に唐から帰国し、「御静来目録」を朝廷に提出していた空海。

大同4年(809)にようやく平安京に入る許可が下りました。

 

37歳

弘仁元年(810) 鎮護国家のため立教開宗

嵯峨天皇に書を奉って「真言宗」という宗旨を開く許しを得ます。

真言密教を広め世の中の迷える人や苦しむ人を救うための活動が始まりました。

 

43歳

弘仁7年(816) ついに高野山を開創

帰国後、真言密教を広めるための根本道場を開く地を求めて各地を巡った空海は、大和国宇智郡(現在の奈良県五条付近)で、狩場明神が化身した狩人に出会い、白黒二匹の犬に案内されて高野山にたどり着きます。

松の枝に明州の浜辺から投げた三鈷がかかっているのを見つけ、弘仁7年(816)、朝廷に高野山に真言密教の根本道場を建立することを願い出て、嵯峨天皇からの許可を賜りました。

 

48歳

弘仁12年(821) 治水事業でも大活躍

当時、決壊を繰り返していた讃岐国(現在の香川県)の満濃池の修築別当に任ぜられ、たった3ヶ月で難工事を完成させました。

 

55歳

天長5年(828) 庶民のための学校「綜芸種智院」を創立

貴族のための学校しかなかった時代に、一般の人たちが勉強するための学校、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を京都に創立しました。

 

59歳

天長9年(832) 高野山で万灯万華会を修する

灯明と華を仏に供養して感謝を捧げる「万灯万華会」をこの年の8月22日に初めて開催しました。

この行事は現在も高野山に受け継がれています。

 

62歳

承和2年(835) 奥之院で御入定(にゅうじょう)

高野山開創から約20年間、全国に教法を広め、悩める人々を救う教えを説いた空海。

未来永劫人々を救いたいと、弟子たちに御諭しされ、承知2年(835)3月21日寅の刻を入定の時と定めました。

一週間前から御住房を浄め、いっさいの穀物を断ち、結跏趺坐して手に定印を結び、御入定されたといいます。

50日目に弟子たちは、空海自身が定めた奥之院の霊窟に御定身を納めました。

入定から86年後の延喜21年(921)、醍醐天皇から弘法大師の諡号を賜り、御廟前で詔勅報告の式が執り行われました。

 

現在

今も奥之院で人々を見守っています

永遠の禅定に入り、人々を見守っているとされる空海。

御廟へは毎日の食事が運ばれ、毎年3月21日にお衣替の儀式がおこなわれます。

高野山・九度山ツアー予約受付一時停止のお知らせ

お知らせ2017年12月15日

冬季は道路が凍結するため、ツアーの受付を一時停止させていただきます。
来年3月から受付を再開いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

《3月行事のご紹介》

★21日 午前9時 正御影供 (しょうみえく)
 
3月21日 午前9時 奥之院

3月21日はお大師さまが御入定(ごにゅうじょう)された日です。
高野山では、毎年新暦と旧暦の3月21日に『御影供』と称し、全山住職をあげてお大師さまに報恩を捧げます。
この日にはお大師さまの身代わりとして1年間にわたり高野山の重要な法会の御導師をお勤めになる「法印御房」が御出仕なされ、信者の方も大勢参列し非常に華やかな法会となります。
御影供はお大師さまが御入定されて76年目の延喜10年(910年)3月21日、京都東寺(とうじ)にあります「潅頂院(かんぢょういん)」というお堂にて、当時の長者(つまり一番偉い方)観賢僧正(かんげんそうじょう)がお始めになられたといわれ、高野山ではそれより遅れて久安4年(1148年)3月21日に金剛・胎蔵の両秘法を修法して報恩を捧げたことが伝えられています。

現在では御衣(ぎょい)のお寺として有名な寶龜院(ほうきいん)様より、金剛峯寺へ従者と共に唐櫃にて「御衣」を奉持します。
金剛峯寺では本山の重役を初め、執行代(しぎょうだい)と呼ばれる方がおまちうけします。
金剛峯寺に運ばれた「御衣」は一端持仏間(じぶつ=お寺の先住様のご位牌や仏様をおまつりしている部屋)の前の浄薦の上に蓋を開けて置かれ、御法楽(仏様にお経を読んで捧げる)をします。
続いて先の執行代様が目録と中身を照らし合わせて確 認し、すぐに寶龜院様と先の従者と共に奥之院へ向かいます。
奥之院に着けば燈籠堂正面に唐櫃を安置し、ただちに執行代様がご供養のために一座の修法をされます。

さらに9時から引き続いて本番の「正御影供」を執行し、懇ろに供養された唐櫃の中の「御衣」は再び従者と共に今度は御影堂へ向かいます。
そうして御影堂に着いた「御衣」は御影堂の内々陣(お堂の一番奥のところ)に安置され、1年間にわたり供養が続けられます。
この御衣は来年の法印御房がおめしになります。


★彼岸 中日前後三日間 午後1時 彼岸会 (ひがんえ)
 
3月と9月彼岸中日前後三日間 午後1時 伽藍金堂

彼岸供養のため、春は3月、秋は9月共に中日前後3日間、金堂において滅罪生善のため厳修されます。
元々は、御影堂において行われていたのですが、長久5年(1044年)に金堂に移されたといわれています。

開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山

観光2017年11月29日

  • 開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山
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開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山 開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山 開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山 開創1200年を迎えた聖地 世界遺産 高野山

2015年、開創1200年目を迎えた天空の宗教都市、高野山。

標高1000m級の峰々に包まれ、蓮のような地形をしているこの場所は、弘仁7年(816)に空海により開かれた祈りの聖地です。

開創から1200年の時を経た今も、人々の心を癒し、信仰を集め続けています。

 

2015年で開創1200年

唐(中国)で密教を学び、日本に広めたいと帰国した弘法大師・空海。

弘仁7年(816)に嵯峨天皇に高野山の下賜を願い出て、真言密教の根本道場を開くことを許されました。

2015年に1200年の節目の年を迎えたことから、同年4月2日から5月21日まで、50日間の“開創1200年記念大法会”が執り行われました。

 

総本山と2つの聖地

高野山でまず訪れたいのが、総本山「金剛峯寺」と2大聖地である「壇上伽藍」、「奥之院」。

金剛峯寺は、全国に末寺を持つ高野山真言宗の総本山です。

壇上伽藍は、高野山で最初に開かれた真言密教の根本道場です。

奥之院は、弘法大師の御廟を祭る聖地で、宗派や国籍を越えて、世界中から多くの人がお参りに訪れています。

 

世界遺産に登録

2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、熊野三山、吉野大峰とともに、世界文化遺産に登録された高野山。

麓にある丹生都比売神社のほか、金剛峯寺や壇上伽藍、奥之院、大門、そして麓と山上を結ぶ高野山町石道などが登録されています。

 

宿坊に泊まり非日常体験

高野山内には52の宿坊があり、一般の観光客も宿泊することができます。

朝夕の食事には精進料理をいただき、朝は早起きして勤行に参加可能です。

写経や瞑想など、修行体験ができる宿坊もあります。

高野山ならではの特別な時間が過ごせる宿坊を是非体験してみてください。

高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終)

観光2017年11月21日

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高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終) 高野山・九度山ツアーのご紹介 ~九度山編~ (終)

今回は弊法人の高野山・九度山ツアーにおきまして、2日目の九度山についてご紹介したいと思います。
それでは、あらためて、2日目の旅程表をご覧ください。

▼2日目
世界遺産巡り・九度山探訪・真田ミュージアム (宿坊宿泊。昼食は真田そば)
【食事:朝・昼食】

宿坊
(修行体験・朝食)

世界遺産 金剛峯寺

世界遺産 壇上伽藍

九度山探訪
昼食
(幸村庵)

16~17時頃
関西国際空港またはJR和歌山駅までお送りいたします。

以上のようなスケジュールとなっております。
ご覧の通り、最後に観光する場所が、大河ドラマ『真田丸』で大ブレイクしました真田家ゆかりの地、九度山です。
今回は、主なスポット及び昼食を召し上がっていただく場所をご紹介いたします。


先ずは
 
九度山・真田ミュージアム (くどやま・さなだみゅーじあむ)
真田昌幸、信繁(幸村)、大助の真田家三代の軌跡や九度山で過ごした14年間の様子を中心に、パネル展示やドラマ仕立ての映像で紹介します。
大河ドラマ放映期間中は、出演者のパネルやドラマで着用した衣装、小道具などが見られる大河ドラマ展も開催されました。

続きまして
 
真田庵(善名称院) (さなだあんぜんみょうしょういん)
真田家三代が住んでいた屋敷跡に建てられた高野山真言宗の寺で、本尊は延命子安地蔵菩薩です。
武家屋敷風の長屋門には、真田の家紋である六文銭が刻まれており、昔をしのばせます。
信繁(幸村)の父・昌幸は、この地で亡くなっていて、境内には墓もあります。

●幸村伝説…雷封じの井
 分厚い石のふたでしっかり閉じられた井戸。
 真田信繁が屋敷に落ちた雷をこの井戸に封じて、村人を救ったと伝えられています。
 境内にありますので、自由に見学できます。

また、近くには同じく幸村伝説として、地元では「真田の抜け穴」と呼ばれている真田古墳(さなだこふん)も有名です。
この穴が大阪城まで続いており、信繁(幸村)はここから戦場に出向いたと伝えられていました。
発掘調査の結果、古墳時代後期の古墳と判明。
幸村ゆかりの地にあるという意味で真田古墳と名付けられました。

そして、昼食はコチラで!

そば処 幸村庵 (そばどころ ゆきむらあん)
真田庵の隣にある紀州九度山真田そばのお店で、メニューには幸村御膳、大助御膳などが並びます。
信繁(幸村)が生まれた上田市で修業したという店主が打つそばは、のど越しの良い本格派です。
古民家を改装した風情ある建物の壁には、六文銭が刻まれています。
※写真:幸村御膳…2,100円/ざるそばに天ぷら盛り合わせ、柿の葉ずし、蕎麦豆腐にデザート、コーヒーなどが付きます。


以上となります。

複数回に分けて、高野山・九度山ツアーについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでのブログを見て、このツアーにご興味をお持ちになられた方、是非弊社のツアーにご参加下さい。
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